英検1級突破までの道のりと1級取得のメリット

英検1級なんて英語の超上級者しか合格できないと思っていませんか?
私も最初はそう思っていました。
しかし、今は準1級に合格できる人は1級は必ず受かるテストだと確信しています。

準1級と1級の差は想像よりもずっと小さいですよ。

・英検1級に何度チャレンジしても合格できない
・英検1級を目指す勇気が出ない

こんな風に考えている方のお悩み解決のためにこの記事を用意しました。
この記事で紹介する英検1級攻略戦略を実践すれば、きっと合格できます!

目次

英検1級合格までの道のり

英検準1級チャレンジ

私はTOEICが好きで、TOEICを通して英語学習を続けていましたが、ライティング、スピーキングが苦手なので英検はずっと避けてきました。
そして、そもそも英検は子どもと英語マニアが受けるもんだと思っていました。

しかし、TOEICのスコアも頭打ちになり、もう一つ上のレベルにいくにはTOEIC以外の英語に触れるしかない!と思い長年避けてきた英検にチャレンジしました。

まず、英検準1級から取り組みました。この時点でTOEICは900点近くあったのでライティング、リスニングは割と大丈夫でしたが、問題はライティングでした。

いわゆる英語の論文スタイルの文章は書いたことなかったので、英語らしい論文の書き方から学びました。

①イントロ(導入)
②本文 理由2つ
③結論

英検ライティングはただの感想文ではないので、論文スタイルで書く必要があります。
書き方は上に示した①イントロ、②本文(理由)、③結論 を盛り込めばOKです。
具体的には私は下記のテンプレートを使用しました。

イントロ 20語:I think that ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎.There are two reasons to support my opinion.
本文① 40〜50語:The first reason is that〜
本文② 40〜50語:Another reason is that〜
結論 20語:According to the reasons mentioned above,I think that ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎.

準1級では120〜150語ほど書けばよく、上記の語数だけで30語ほどあるので残り100語書けばよいと考えれば案外簡単に感じるかもしれません。

結果は準1級はCSEスコア1927/2250で合格でした。
ライティングは上記テンプレートそのままで671点(15/16)と高得点が取れました。

ちなみに2次試験はアティチュード1点つけられてギリギリ合格でした笑

英検1級を目指すまで

英検準1級合格してから1級受験を決意するまで4ヶ月かかりました。
結局、英検も合格する!と腹を括って覚悟を決めた時点で8割方は合格したようなもんだと思います。
覚悟をSNSや周りの友人知人にに宣言し逃げ場をなくしてしまいましょう。
あとは合格するまで続けるだけです。
英検1級はいつの間にかフェードアウトしていく人をたくさん見てきましたが、結局チャレンジを辞めなかった人だけが合格するのです。

まず1回目の受験は勉強する間もなかったので、完全に力試しと思って準備もせずとりあえず受験しました。
結果は英検バンドマイナス8と、SNSでも見たことのないような低スコアでしたが、自分の現在地が分かって良かったです。

英検1級合格への戦略

このまままともに勉強していても合格にはほど遠いなと感じたので、SNSで効果的な学習法を探しまくっていたところ、良い学習方法が見つかりました。
戦略としては単語と作文に学習リソースを全振りするというものです。
リスニングはもともと苦手だったのと長文は難しいので、勘で当たればラッキーぐらいの感じで捨てて、単語学習と作文に8割以上の時間を割きます。

これまで1次試験でリスニング、長文をミスってボーダーギリギリ、あるいはボーダーラインを下回っていたけど、英作文で大逆転!という方を死ぬほど見てきました。
裏を返せば英検1級は単語とライティングだけ頑張ればなんとかなる試験なのです。
どの分野もまんべんなく得点して合格したいという方もいらっしゃるかもしれませんが、とにかくギリギリでもいいから合格したいという方には、単語とライティング全振り戦略が一番効率よく合格できる勉強スタイルです。

具体的な単語とライティング学習方法については別の記事でご紹介したいと思います。

ライティングはこちらの参考書もおすすめです。

英検1級取得のメリット

英検1級取得のメリットは、別の記事で書いた「TOEIC900点取得のメリット」と同等、もしくはそれ以上のメリットがあると感じています。
英検1級は言わずと知れた日本最高峰の英語資格なので知名度はもちろん、TOEICと違い4技能必要ということで、より難易度の高い試験なので当然高い英語力の証明になります。
英語の講師ですら1級を持っていない人が多い中、1級ホルダーというのは権威性が高いです。
英語で何かを発信する、英語に関連する仕事をするという場合には、1級があるとないとでは大きな影響力の差が生まれると思うので、ぜひ頑張って1級取得をめざしてみましょう。

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