今年度から新しい仕事を担当することになりました。
海外出張が増えそうなので、出張の記録として残していこうと思います。
出張あるいは旅のご参考になればと思います。
事前準備〜出発まで
今回の出張先は海南島です。
海南島について何も知識がなかったので調べました。
海南島とは
場所はこちらです。中国の南西に浮かぶ島です。ほぼベトナムです。
南シナ海に浮かぶこの中国最大の島は、年間平均気温が高く「東洋のハワイ」として中国人に非常に人気です。
なかでも南部の三亜は、冬でも20度以下には下がらない常夏のリゾート地です。
ビーチで様々なマリンスポーツを満喫できます。
そんなリゾート地として人気の海南島ですが、経済的には中国政府によって2025年までに、貿易の自由化と投資円滑化に焦点を当てた自由貿易港湾政策システムを中国で初めて確立する計画がされています。
中国政府は香港のような開かれた経済区域の構築を海南島で予定しています。
計画されている内容としては下記のとおりです。
- 島全体が自由貿易港
- 関税ゼロ
- 税制の簡素化
- 法人税と個人所得税率を15%に引き下げ
ということで日本で言うと沖縄に近い感じでしょうか?
面積は九州より少し小さいくらいでかなり大きいですが。
超大型免税モールがたくさんあり、免税システムと展示会があるのでその視察に行ってきました。
ビザについて
2024年4月現在、中国に行くにはビザ(査証)が必要です。
新型コロナ禍の感染防止対策を理由に、中国はビザ免除措置を停止中ですが、この海南島だけが
30日間ノービザで入国できます。
しかし、北京や上海でのトランジットはできず、日本からの直行便もないので、今回は香港経由で行きました。
ビザなしだったので、香港で空港の外に出た時と、中国入国の際に色々と質問されましたが、おおむねスムーズに移動できたかと思います。
WeChat Pay、Alipay
中国のキャッシュレス決済が日本より遥かに進んでいるのはご存知かと思います。
代表的なペイメントシステムのWeChat PayとAlipayが24年12月より、日本発行のクレジットカードにも対応したので早速登録しました。
WeChatはアメックス、Alipayはマスターカードを登録しました。
Wechatはアメックスが紐づいてるためか、一部使えないお店もありましたが、Alipayはどこでも使うことができました。
また、アメックスは決済手数料が高いとのことなのでVISAやマスターカードで登録するのがいいかもしれませんね。
出発〜到着まで
関空〜香港
今回のフライトは関空発、香港経由海口行きなので関空を利用しました。
いつも伊丹空港から羽田か成田を経由して海外に行くことが多いので、今回関西空港に行くのは
本当に久しぶりでした。(15年ぶりぐらい!?)
ルイヴィトンやプラダなどのハイブランドが立ち並び、昔の面影は一切残ってなかったです笑
香港トランジット
香港到着後、トランジットが6時間あったので、ダウンタウンへ繰り出しました。
市内へ向かう電車は現金しか使えず、香港ドルは全く両替していなかったので困りましたが、
部下にお金を借りてなんとか電車に乗り込みました。
エアポートエキスプレスに乗って、空港から市内まで20分強で着くのであっという間でした。
香港初上陸だったのでまずは中心のネイザンロードを目指しました。
気温も30度を超え非常に蒸し暑く、景色もとてもアジアチックだと感じました。
こういうガチャガチャした雰囲気も好きです。
とりあえず時間もないので、点心だけを食べて空港に戻りました。
味はまあまあでしたね。
海南島
海南島では第4回「中国国際消費財博覧会」の視察を行いました。
4月13日から18日まで開催されるこの展示会には、71の国と地域から4000を超えるブランドが参加し、世界中の消費者に向けて斬新で高級な製品を紹介されます。
しかしどこに行っても、もの凄い人の数です。熱気が伝わってきます。
さすが人口14億人の国ですね。海南島も人口800万人いるそうです。
海口騎楼老街
海口騎楼老街は、中国最大の騎楼(中国南部の伝統的な建築様式)建築群で、保存状態にも優れていることから、2009年6月に中国文化部と国家文物局によって第一陣「中国歴史文化名街」に指定され増田。建物の多くは、20世紀初頭に東南アジアから戻ってきた華僑が、当時の南洋風の建築様式を模倣して建てたもので、海口騎楼老街は、その独特な雰囲気で観光客を魅了しています。
宿泊したホテル
海口の土地勘も全くないのでホテルはBooking.comで適当に良さそうなところを予約しました。
Haikou Mingguang Shengyi Hotel (Previous Mingguang International Hotel)
海口明光胜意大酒店(原明光国际大酒店)
一人で泊まるには十分すぎるぐらい広い部屋で、スペースを持て余しました笑
価格は1泊9,000円ほどでリーズナブルでした。
どのホテルもそんなに高くはなかったので、展示会場の近くのマリオットに泊まればよかったです。
海南料理
最後に今回食べた海南料理の写真です。
海南島はココナッツが特産なのでココナッツ風味が多いです。
見たこともない料理ばかりで、味も全て微妙でしたが頑張ってモリモリ食べました。
帰国
帰国の便も香港経由香港航空を利用しましたが、夜中の3時に香港トランジットは辛かったです。
次からは普通の時間に乗るようにします。
短距離路線とはいえ、これまでで一番貧相な機内食でした笑
こんな感じで毎月アジアのどこかに出張すると思いますので、また出張レポートを投稿していきます。
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